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格安スマホ講座

大手通信キャリアで10年以上の勤務経験をしていた坂井(SAKAI)です。

通信・電波や裏側の事情まで把握しています。私自身、格安スマホを愛用していることから安いだけではない「格安スマホ」のデメリットを理解したうえで賢い選び方を正しい知識にてご紹介致します。

KIYO
同じ格安スマホでも繋がりやすさが違うのはなぜかしら?

格安スマホの比較ポイント

つながらない「格安スマホ」って何がダメなの?

格安スマホの通信・通話エリアについては、回線を借りている大手モバイルキャリアと同じ範囲となります。繋がりやすさという問題は基地局やアンテナによって決まりますので、格安スマホだから繋がりにくいという問題は基本的には起こりません。

とはいうものの、現状を見ると格安スマホ事業者によって通信品質には大きな差が出ています。同じ回線を利用していても品質に差が出るのはインターネットに接続するサーバーは通信事業者ごとに異なっているからです。

従って、モバイルサービスを提供する際のネットワーク設計がしっかりしている事業者ほど通信環境はよくなります

例えば、ある時間帯やエリアでネットを見る人が集中した場合にサーバーにお金をかけていない格安スマホ事業者では繋がりにくい状況になります。しかし、利用者が集中しても大丈夫なようにサーバーに余裕を持ったネットワーク設計をしている格安スマホ事業者ではそのような状況は起こりにくくなります。

T.SAKAI
大切なのはしっかりとしたネットワーク設計」を行っているMVNO業者選びです!

格安スマホはどんなのを選んだらいいの?

しっかりとしたネットワーク設計、サービスと通話品質が格安スマホを比較する上で大切なことだと説明致しました。それでは、今のサービスでおすすめなのはどこの会社でしょう?

詳しいことは「よくわかる格安スマホ・SIM講座」で説明しますが、失敗しない格安スマホやSIMのサービス選びの重要ポイントは以下の3つになります。

  1. しっかりとしたネットワーク設計を行っているMVNO業者
  2. SIMにはデータ専用SIMと音声通話SIMの2種類!LINEや通話をしたいなら音声通話SIMを選ぶこと(110番などの緊急電話にも対応)
  3. VoLTEに対応していれば、より高クオリティの通話品質

通話品質の違いを決める「MVNE」とは?

大手(docomoやau)と格安スマホ会社の間に立つのがMVNE事業者です。MVNE事業者は誰でもなれるわけではなく通信事業に対する経験値と高い技術力が必要であり、そのため良いMVNE事業者を利用している格安スマホサービスの通話品質はより安心できると言えます。

もっと詳しくMVNEとは?

各社の特徴と評価

mineoの特徴と評価

通信速度などの品質が安定

まず、MVNOといえばほとんどがドコモ系の格安スマホサービスとなりますが、auユーザーにお勧めなのがmineoです。

mineoは旧電力系のケイオプティコムが提供するMVNOサービスで、関西では光固定回線を提供している知名度・実績のある会社です。au回線のみならずドコモ回線での利用も可能ですが、特に、au回線での評判が良いMVNO事業者です。

mineoの特徴として、親会社が通信事業者としての実績があることから通信速度などの品質が安定しています。また、格安スマホサービスとして、データのシェアサービスや翌月繰り越しサービスは多く提供されていますが、mineoではフリータンクサービスという、通常のデータ繰り越しサービスのように翌々月には消滅することなく、その前にフリータンクに預けておくことでデータ容量が不足したときに引き出せるというサービスが提供されています。

楽天モバイルの特徴と評価

トップクラスの実行速度

現在、ドコモ回線MVNO事業者としてトップクラスの実行速度を誇っているのが楽天モバイルです。

楽天といえば、ECサイト以外にも銀行、証券などの金融事業を始めとする多くのインターネット事業を行っていますが、実は、通信分野でもフュージョンコミュニケーションズという通信事業者をグループ傘下に収めていたり、また、2012年からドコモ回線のMVNOのモバイル通信サービス「楽天ブロードバンドLTE」というサービスを提供しています。

これらのノウハウを活かして大変質の高いサービスを提供しています。楽天モバイルの特徴としては、まず、スマホなどの端末が他社よりもお安く購入できるというメリットがあります。端末を新規購入するなら真っ先に検討したい事業者です。また、通話サービスとしても定額で5分かけ放題プランが提供されています。

言うまでもなく、楽天会員であったりするとさらに多くの特典が利用できるというメリットもあります。

UQモバイルの特徴と評価

データ通信のみでau系の格安スマホなら一択

UQモバイルは、WIMAXで有名なUQコミュニケーションズが提供する格安スマホサービスです。

親会社がKDDIという大手通信事業者のグループ企業ですから、通信品質の高さは評判で時間帯によっては他の大手モバイルキャリアとも遜色ないというところです。データ通信のみでau系の格安スマホを検討するのであればUQモバイル一択といってもよいかもしれません。

ただし、UQモバイルの特徴として、WIMAXとの棲み分けのためか、高速通信での定額サービスは3GBまでとなっています。また、au系MVNO事業者全般に言えることですが、3Gでインターネットに接続することはできません。

イオンモバイルの特徴と評価

修理受付などのアフターサービスにも対応

他のMVNO事業者と一線を画すサービスを提供しているのがイオンモバイルです。

通常、格安スマホサービスの問題点の一つとして、大手モバイルキャリアのような店舗でのサービスが受けることができませんでした。しかし、イオンモバイルの場合には全国のイオン429店舗で販売されており、そのうち213店舗では即日契約・端末販売に加えて、修理受付などのアフターサービスにも対応しています。

2016年2月から独自のMVNOサービスを開始したイオンモバイルの特徴とは、イオンに買い物に来る比較的高年齢層にターゲットを絞っていると考えてよいでしょう。

IIJmioの特徴と評価

IIJの技術力の高さと信頼感

IIJといえば、知る人ぞ知るインターネットサービスの草分け的な存在であり、格安スマホサービスにもいち早く参入しているこの業界では老舗といってよいでしょう。

インターネットや通信事業のことを知り尽くしているIIJmioのサービスは、他の格安スマホサービスとは技術力という点で大きな差があります。また、サポート体制も優秀でiphoneの新機種や新バージョンが出るとすぐに動作確認を行うなどの抜群の安定感を誇ります。

IIJの技術力の高さは個人向け格安スマホのみならず、多くの法人向けモバイル通信サービスを提供していることからも高い信頼感があります。また、OCNモバイルONEなどとともに、MVNO事業者でありながら他の事業者に回線提供するMVNEとしても知られています。

Lineモバイルの特徴と評価

Line、twitter、facebookなどが使い放題

昨年9月に鳴り物入りで格安スマホ業界に参入してきたのが、コミュニケーションアプリの雄であるLineです。

回線はドコモ系ですが、MNOとしてドコモを利用しているのではなく、NTTコミュニケーションズのOCNモバイルONEの回線利用となります。

Lineモバイルの特徴あるサービスとしておすすめなのがカウントフリー機能です。これは、Line、twitter、facebookの一部のサービスがカウントフリーの対象になるものです。カウントフリーとは、データ通信時に発生するデータ量がカウントされないサービスです。つまり、SNS中心に利用する人の場合には非常にお得感あるサービスです。

気になる速度については、サービス開始時ほどではありませんが、依然として好調を持続しています。今後利用者が増えた場合には懸念もありますが、基本的にはONCモバイルONEのクオリティに準ずると考えてよいでしょう。

DMMモバイルの特徴と評価

データ通信中心で価格重視の方向けの格安スマホサービス

格安スマホというと、この会社の名前を連想する人も多いかもしれませんが、業界最安値を宣伝文句として新規参入を果たしたMVNO事業者です。

業界最安値クラスのサービスということで、品質が気になるところですが、同じMVNO事業者であるIIJをMVNEとして利用していますので、比較的安定したサービスが提供されています。ただし、親会社が動画配信などでおなじみのDMM.comということもあり、データ通信に特化している感もあるため、通話が多い利用者には通話サービス面での物足りなさもあります。

データ通信中心で価格重視の方向けの格安スマホサービスです。 まとめここで紹介した格安スマホサービス以外にも非常に多くのサービスが提供されていますが、品質という点においては、通信ビジネスの経験値が豊富な事業者ほど安定したサービスを提供していると言えるでしょう。

また、楽天モバイルやイオンモバイルのように、他のサービスとセットで利用することでメリットの出るモバイルサービスも多く登場しています。

よくわかる格安スマホ・SIM講座

ここでは「格安スマホって何?」「普通のスマートフォンと何が違うの?」という方のためにさらに詳しく、わかりやすく説明したいと思います。

機械関係は苦手だけど家族の月々の携帯費用に悩んでいて格安スマホを検討中の「SETSUKO」さんと一緒に学んでみましょう!

KIYO
今のスマートフォンから乗り換えたいけど、格安スマホにしたら何が変わってしまうのかしら・・・
内容

  1. 格安スマホが安い理由は?
  2. 「MVNO」って何?
  3. 電波・通信スピードの違いは?(LTE,3G,4Gなどの違い)
  4. 通話品質の違いは?
  5. データ容量って何?どれぐらい必要?
  6. 格安SIMって何?
  7. 端末はそのまま使える?
  8. 格安スマホで出来ること、できないことは?

格安スマホが安い理由は?

通信設備はレンタルで利用

通常のスマートフォンと比べて、なぜここまで格安スマホは「安い」のでしょうか?

MVNO業者とは自社設備を持ちませんので格安サービスを提供できるのですが、その分、ある時間帯に利用が集中したりすると速度が極度に遅くなる業者も存在します。このような業者と契約すると乗り換えを後悔することになりますが、しっかりとしたネットワーク設計をしているMVNO業者の場合にはそのような問題は少ないと考えてよく、さらに、最悪の場合には、大手キャリアのように契約期間の縛りがないという格安スマホのメリットを活かして、いつでも他社に乗り換えることができます。

「MVNO」って何?

MVNOといわれてもすぐにピンと来る人はほとんどいないと思います。MVNO業者とは”通信の自由化”により異業種参入が認められ、モバイル分野に参入してきた自社設備を持たずに大手キャリアの設備を借り受けてサービスを提供している業者のことです。

T.SAKAI
誤解を恐れずにザックリと言うと「ドコモやauの電波だけ借りてサービスを行う会社」ですね。

MVNOについてもっと詳しく!

電波・通信スピードの違いは?(LTE,3G,4Gなどの違い)

格安スマホでも最先端の通信技術が利用できる

現状、格安スマホのほとんどは4G・LTE対応となっています。大手モバイルキャリアの回線を使用していますので、最先端の通信技術が利用できるようになっています。

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LTE,3G,4Gとは移動通信の規格のことで、簡単に言うと速度のことです。3Gの場合は数Mbipsから14Mbips、4Gの一つであるLTEでは75Mbpsから100Mbps、通常の4Gの場合は100Mbps以上となります。

電波・通信スピードについてもっと詳しく

通話品質の違いは?

通話品質は大手モバイルキャリアと同じ

4G以降はVoLTEにより通話品質も4G対応となりました。これにより格安スマホも遅延はほとんどなくクリアな音声が実現されました。ただし、格安スマホ事業者にはVoLTEに対応していない端末も多くありますので、そのケースでは3G通話品質となり若干ですが品質は落ちます。

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通話品質を重視するなら利用サービスがVoLTEに対応しているかチェックしましょう

通話品質の違いについてもっと詳しく

データ容量って何?

スマホ利用者の90%前後は毎月3GB以下

スマホでインターネットやメールやアプリなどを利用した際に消費するパケット通信量のことです。

格安スマホではデータ容量によって料金プランが分かれています。一般的に言われているのは、メールとLINE、ネット閲覧くらいなら1日60~80MB、動画を少し見ても100MBあれば十分足りるというところです。この場合ですと月のデータ容量は3GBで足りるということになります。

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スマホ利用者の90%前後は毎月3GB以下のデータしか消費していないというリサーチもあります。

データ容量についてもっと詳しく

SIMとは?

通話もするなら音声SIMカード

SIMカードはMVNO事業者の通信サービスを受けることのできるSIMカードのことで、格安で通信サービスを受けられることから格安SIMと呼ばれるようになりました。

MVNO事業者が提供する格安SIMカードには大きく分けてデータ専用SIMと音声通話SIMの2つのタイプがあります。

前者は電話機能を持たずにインターネット通信のみ利用できます。LINEなどのメッセージアプリの成長で電話機能は必要ないという人向けです。後者は電話機能も利用できるタイプとなりそのぶん若干割高ですが、ショートメッセージサービスも利用可能です。

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音声通話SIMなら緊急電話(110番)なども使用できるので安心です

格安SIMについてもっと詳しく

端末はそのまま使える

格安スマホで出来ること、できないこと

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今までスマホで出来たこと、格安スマホに変えてもできるのかしら?

LINEは使える?

音声通話SIMの場合には問題なく利用できますが、データ専用SIMの場合にはSMS機能付きを選べばLINEを利用することができます。

ゲームはできる?

スマホで提供されているゲーム(AndroidであればGooglePlay、iPhoneであればitunes)は問題なく遊べます。

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息子がゲームをするんだけど大丈夫かしら?
T.SAKAI
メモリが3GB以上、CPUが4コア以上というのがゲームを快適にプレイできる目安となります。

電話番号を引き継げる?

格安スマホに乗り換えてもMNPを利用して番号はそのまま引き継ぐことが可能です。

メールアドレスは使える?

格安スマホに乗り換えを行うと、それまで利用していたキャリアメールは利用できなくなります。ただし、音声通話SIMならショートメール(SMS)は使用できます。

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ほとんどLINEで連絡するから問題ないけど、必要な時はどうしましょう?
T.SAKAI
通常のメールアドレスは無料のYahooメールGmailを使用する方が多いです。

その他、格安スマホのデメリットなどもっと詳しく

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