\ 大手通信キャリア10年以上のプロが解説 /

格安スマホ講座

「MVNE」とは?格安スマホの通話品質の違いを握る一次代理店

MVNEはあまり聞きなれない名称ですが、MVNEとは格安スマホのMVNO事業者を支援する事業者のことです。

通信の自由化により、異業種からモバイル事業に参入することができるようになりましたが、実は、MNOである大手モバイルキャリアから直接回線を借りるというのは非常にハードルが高いのです。

つまり、今風に言うと、岩盤規制にドリルで穴があけられたものの、それでも大きな参入障壁が残っているというのが事実なのです。そして、この参入障壁を取り除いて異業種参入をたやすくしているのがMVNEと呼ばれる事業者なのです。

このMVNEになるには通信事業に対する経験値と高い技術力が必要であり、また良いMVNE事業者を利用している格安スマホサービスの通話品質は安心できます。

「MVNE」とは?

「MVNE」は大手モバイルキャリアから回線を借りる一次代理店

さらにわかりやすく説明すると、MVNEとは大手モバイルキャリアから回線を借りる一次代理店ともいうべき存在で、MNOから卸された回線をパッケージ化して格安スマホ事業者であるMVNOに再販しているのです。

つまり、ハードルの高いビジネスモデルを異業種でも利用できるようにパッケージ化して提供しているのがMVNEというわけです。

このサービスがあるからこそ異業種からの参入がたやすくなっているのであり、単なるピンハネ業者ではなく、格安スマホサービスには必要不可欠の存在となっています。

簡単にはなれないMVNE事業者

このように、MVNOを理解するにはMVNEが非常に重要な存在となります。MVNEという存在がなければ、今ある多くの格安スマホ提供者の多くは存在していなかったに違いありません。

それでは、どの会社でも簡単にMVNEになれるのかというと、答えはNoで、MVNE事業者になるためには、通信事業に対する経験値と高い技術力が必要となります。

現在いくつかのMVNE事業者が存在していますが、とりわけ人気の高い事業者が、インターネットビジネスの草分け的な存在であるIIJとNTTグループのNTTコミュニケーションズのOCNです。

実は、非常に多くの格安スマホ事業者であるMVNOが両者を利用しており、評判の高いMVNE事業者となっています。

格安スマホのサービスや品質はMVNE次第

格安スマホといえば、価格的には非常に魅力があるのですが、心配なのがサービス内容と通信品質です。

サービス内容は事前に調べられますが、通信品質は実際に利用してみないとわかりません。

しかし、MVNOとしての格安スマホ事業者がどのMVNEを利用しているのかを見ればある程度の予測をすることはできます。

つまり、評判の高いMVNE事業者からサービスの提供を受けている格安スマホ事業者はサービス内容や通信品質もそのMVNE事業者に準じていることが多く、比較的安心して利用することができます。

口コミ評価などを見てみても、前述のIIJやOCNをMVNEとしている格安スマホ事業者の評価が高いのが目立っています。

まとめ

格安スマホ事業者の多くは、大手モバイルキャリアから直接回線を借りているのではなく、MVNEを経由して回線を借りています。

MVNEが存在することで、格安スマホ事業者はコストを抑えて安定したモバイルサービスを提供することができるのです。

MVNEになるのは、通信ビジネスにおける蓄積された経験値と高い技術力が必要となります。

 

 

 

simgoro

T.SAKAI

大手通信キャリアで10年以上の勤務経験をしていた坂井(SAKAI)です。

通信・電波や裏側の事情まで把握しています。私自身、格安スマホを愛用していることから安いだけではない「格安スマホ」のデメリットを理解したうえで賢い選び方を正しい知識にてご紹介致します。

投稿日:

Copyright© 格安スマホ講座 , 2019 All Rights Reserved.